電車やバスにひとりで乗る犬。毎日旅する地域犬の姿に思わず笑顔がこぼれる【感動】

（Ｕ＾ω＾）わんわんお！

電車やバスにひとりで乗る犬。毎日旅する地域犬の姿に思わず笑顔がこぼれる【感動】

日本では犬がひとりで電車やバスに乗る姿を
見かけることはありませんが
海外ではそんな犬がいるそうです。

そこで今回は、
飼い主さんがいなくてもひとりでバスに乗り
ドッグランのある公園に通う犬の話と
地域動物に優しいトルコで、
公共の交通機関をたったひとりで乗り
毎日好きなだけ旅を楽しんでいる地域犬の
心温まる2つの話をお伝えします。

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【記事・画像引用元】
http://petslady.com/article/seattle-canine-rides-bus-everyday-local-dog-park-has-her-own-pass
https://www.instagram.com/boji_ist/

ナレーション：ミコト
Twitter：【ミコト(mikoto10181)】

#動物,#犬,#感動

日本では犬がひとりで電車やバスに乗る姿を

見かけることはありませんが
海外ではそんな犬がいるそうです

そこで今回は
飼い主さんがいなくてもひとりでバスに乗り

ドッグランのある公園に通う犬の話と

地域動物に優しいトルコで

公共の交通機関をたったひとりで乗り

毎日好きなだけ旅を楽しんでいる地域犬の

心温まる2つの話をお伝えします

アメリカワシントン州シアトルには

自力でバスに乗り目的地に着いたら降りて

すたこら歩いてドッグランのある
公園に通う犬がいます

そこに飼い主の姿は見当たりません
バスの利用客も最初は驚いたそうだけど

ほぼ毎日のようにバスを利用する犬の姿に

今ではすっかりなじみの客となっていて

その場を和ませています

犬の名前はエクリプス
黒のラブラドールと

ブルマスティフの混血種のメス犬です
バスの運転手にも顔なじみとなっていて

どの運転手もエクリプスを乗車拒否しません

エクリプスはなんと市公認のバス
乗り犬になっていて

きっちり定期券を身に着けて公園
に通っているのです

通い慣れた公園にいる大好きな
仲間に会うのが楽しすぎて

のんびり一服していた飼い主を置いて

さっさとバスに乗ることにした
エクリプスは当時2歳でした

以来彼女はしばしば一足先にドッグパークに到着し

飼い主であるジェフヤングさんが来るのを

涼しい顔で待つようになってしまったのです

それがメディアで話題となり
バスの運転手や乗客と顔なじみ状態で

お行儀よく空席についてバスに揺られ

所定のバス停で降り公園に

到着するという毎日を送っていました

そして現在
今年4月で5歳になったエクリプスは

ちゃんとバスの定期券を身につけて

シアトル市にも認められたバス乗り犬となり

相変わらずお気に入りの公園に
通っているそうです

いつものルートのバスに乗り
乗客とつかの間の交流を楽しむエクリプス

今は公式facebookもあって

シアトルシーホークスの非公式
マスコットなんて

肩書もあるようです

シアトルはハイテク産業が多く
市民はとてもオープンで

進歩的な人が大半を占めています
そのせいか同伴者無しで移動する

エクリプスを見かけても問題視
する人はまずいないそうです

ですがもちろん放置されてるわけ
ではありません

エクリプスは日頃ヤングさんに
ちゃんと管理されているのですが

公園に行くとなるといてもたっても
いられなくなって

先に行ってしまうのだそうです

エクリプスの一人旅は定期的に
ネットで話題になっています

なお最近の海外掲示板ではこの
ような反応が寄せられています

バスが来る時間がわかるのかな

犬は時間にかなり鋭い感覚をもっている

うちの犬は私が1日2回飲まなきゃ
いけない薬を飲む時間が来ると

毎日ちゃんと教えてくれる

子どもの下校時間に合わせて待ち伏せする子や

飼い主の帰宅時間に玄関の前で
待機する子もいる

彼らは人みたいに時間を定義していないけど

人間社会の中で人の予定やタイミング
を知る方法をきっちり心得てる

多くの人がエクリプスの話題に
興味を持っていますが

当然世間にはそれを好ましく思
わない人もいます

ですが
もしエクリプスからバスに乗る自由を

取り上げたら彼女はとても悲しむでしょう

また仮にそうなった場合
ルートを熟知しているエクリプスのことですから

友だちに会いたい一心で

歩いて公園に行くことも十分あり
得るかもしれないですね

すると彼女のバスを禁止することは
現状よりもはるかに危険な事態を

招くことになるかもしれない
そんな意見も出ているのだそうです

ともあれ
エクリプスとヤングさんのためにも

この習慣が何事もなく続くよう祈りたいですね

続いて
トルコでは公共交通機関を乗りこなし

無料で毎日旅する地域犬がいます

ほとんどの野良猫や野良犬はすべて
地域動物として

社会で面倒を見ることで知られているトルコで

公共の交通機関を全て1匹で乗り
まわしている犬がいます

当然ながら運賃は全て無料です

イスタンブールで暮らす地域犬のボジは

バスも電車も地下鉄も
フェリーだって1人でスルリと乗車しては

毎日好きなだけ旅を楽しんでいるといいます

顔なじみとなった乗客に癒しすら

与えているそうです

トルコのイスタンブールに
毎日慣れた様子でバスや電車地下鉄

フェリーを利用し
通勤客の人気者になっている地域犬がいます

皆にボジと呼ばれるその犬は
カンガールドッグと

アナトリアンシェパードドッグ
のミックス犬です

ボジがいつから歩くより公共交通機関
を使った方が便利と

思いついたのかは定かではありませんが

今ではボジはすっかり通勤客の
馴染みの顔なのです

颯爽と乗って来るボジに対し運賃
を要求する運転手もいない

ボジはフリーパスで
市内をどこにでも旅できる特権を持っています

乗り合わせた乗客たちにも挨拶を忘れません

市当局は
ボジがどんな交通機関を使って

どのくらいの距離を
移動しているのかが知りたくて

首輪にgpsを設置し調査を試みました

すると
ボジはカバタシュからバグシラー間の

27kmの距離を走り
19の駅を繋ぐ快速路面電車を

よく使用していることがわかりました

またボジは毎日少なくとも29の
地下鉄駅に立ち寄り

平日最大30kmもの移動をこなしている
ことも判明しました

更にはヨーロッパとアジア大陸を移動するための

フェリーに乗り込みボスポラス海峡を

横断することさえあるというから驚きです

ポジはマナーの良い乗客です
公共交通機関を使用する際には

他の乗客の邪魔になったりしないよう

基本的なルールをきちんとわきまえています

下車する乗客には道を譲り
全ての乗客が降りた後に

車両に乗り込む

地下鉄を利用する時には
エスカレーターもしくはエレベーターを

使うことも心得ている
ボタンは人間が押してくれるから問題なし

フェリーに乗船すると暖かい日にはデッキで

海の風を感じて寛ぐそうですが
寒い日や雨の日には中に入るのだそうです

ボジの一人旅はイスタンブール
の通勤客の間で有名となりました

一緒に撮影を求められても素直に応じ

マイペースで移動を楽しんでいるようです

通勤客にとっても
移動の間に出会うボジの姿は

1日のちょっとした癒しになっているようです

メトロイスタンブールの関係者は

ボジについてこのように語っています

市内の電車に乗り込むとボジに
出会うことがあります

ボジはのんびりとそこに横たわ
ったり座ったりして

毎日移動を楽しんでいます
そんなボジを見た人たちには

知らずに笑顔がこぼれています
これはまさにボジ効果だと言えるでしょう

どんなに忙しく急いでいる時にも

ボジは人々に移動を楽しむことを
思い出させてくれているのです

なお
地方自治体が開設したボジの

インスタグラムアカウントには
既に3万人以上のフォロワーがいるそうです

地域犬が穏やかに暮らせる環境は

犬にとって幸せなことだと思います
ボジのように公共の交通機関を使用する

犬はあまりいないかもしれませんが

周囲の人たちの優しさがあって
こそなのでしょうね